
2018/1/24 弾道ミサイル警報の誤報騒ぎで愛が芽生える?!
みなさんこんにちは。 国際的おいしいコミュニケーション 愛育料理研究家のFiona. Sです。 今月もあなたのラブ・ライフがより味わい深くなる秘訣、ご紹介いたしますね!と書きたいところですが、今日はちょっと違う角度のコラムです・・・。
ブログでつらつらと投稿しておりましたが、年明けからハワイ州ホノルルへ長期出張に行っていました。 昨年末からカウントして約3か月かけた大プロジェクト。 とても多忙な毎日が続いており、現地でもすべてが終わるまで気が抜けない状況でした。
そんな中、現地の滞在もあと数日!となったとき、それは起こったのです・・・。
日本のニュースでも取り上げられた「弾道ミサイル警報 誤報騒動」でございます。
私は同僚と宿泊ホテルから作業現場にワゴンカーで向かっている時にそれは置きました。
隣のシートに座っていたいつも冷静な同僚が「フィオナさん、こんなアラートが僕のスマホに今入ったんですが・・・」と冷静な口調で言いました。 「何々? 地震か大雨かな?はたまた火山の噴火?」と軽く考えていた私。 そのアラートを車中で読み上げてびっくり!!
“THE EMERGENCY ALEART: Ballistic missile threat inbound to Hawaii. Seek immediate shelter. This is not a drill.”
「緊急警報: 弾道ミサイルの脅威が、ハワイに向かっている。避難シェルターをすぐ探すように。これは訓練ではない」
運転をしていた同僚はじめ、同じ車中にいたメンバー全員「え~!!!!!! これってどうしたらいいの?シェルターってどこよ?」とおどおど状態。 現地からプロジェクトに参加している制作コーディネーターからも「これはとてもシリアスな状況です!」電話が入ります。 車はもう少しで作業現場のリゾートホテルに到着する距離だったので、クライアントやプロジェクトスタッフがいるホテルにこのまま向かうことを決めました。
ホテルに着くと館内アナウンスで「お客様はご自分のお部屋・ホテルの建物の中にいてください。 そして窓から極力離れてください。」と何度も案内をしていました。 私たちもオフィスとしているホテルの部屋に入りじっと様子をうかがっていました。
警告メッセージが入ってから約30分、改めて館内アナウンスが流れ「ミサイル警告メッセージは誤報であることが確認されました。」という情報が耳に入りました。
「あ~よかった!!!誤報で本当によかった!!!!!!」
この時ばかりは本当に心からほっとしました。 こんなことが起きるとは全く想像もしていませんでしたから・・・・。
電話をくれた現地の制作コーディネーターと翌朝話していた時、興味深い話をしてくれました。 「あの誤報騒ぎで、愛が再び芽生えた人たちがたくさんいたみたい♪」
話を聞いてみると、生死にかかわる事柄が起きると疎遠だった親・兄弟、昔付き合っていた人、離婚した相手から突然メールやテキストの連絡が入り、復縁したり仲直りしたりするケースが増えるという傾向があるとのこと。 それを専門に研究している大学の教授もいるくらいだとか。 自分が強く心を寄せていた人と何かがきっかけで上手くいかず疎遠になり、そういう状況になると押さえていた感情がとっさに動くんですね、人って。 それだけ相手への思いが強かったということですよね。 でも、相手に再度連絡をするのに、“ミサイル警告級”でないとその人の背中を押せないというのも興味深いのですが(笑)。
ちなみに私たちの現地制作コーディネーター(既婚女性)にもあの日昔付き合っていた男性達から「大丈夫だった?大変だったね。 その後、元気にやっていますか?」という内容のメッセージが入っていたそうです。 とても幸せな結婚生活を送っている彼女はそれにはまったく反応せず、そして旦那さんにもメッセージが入ってきたことを言わず、旦那さんの過去の女性達から連絡があったかどうかも聞かないということをしたそうです(偉い!)。
自分がこういったことに直に巻き込まれるということはなかったのですが、今回経験して自分のこれまでの人生・これからの人生を改めて考えた日でした・・・。
Have a tasty love 💛
Fiona xoxo